高山でシカ銃駆除強化 エコパーク・南アの食害深刻化 [山梨県]
環境省は22~27日、南アルプス・仙丈ケ岳(標高3033メートル)の山梨県側にある小仙丈沢カールで、銃によるニホンジカの駆除を行う。高山植物の食害や踏み荒らし被害が深刻化しているためで、3千メートル級の高山帯での駆除は昨年に続き2回目。今回は昨年より3日長い6日間行う。登山...
トキ生息354羽に[新潟県]
環境省は19日、佐渡市などの飼育下で今年、54羽のトキの幼鳥が無事に育ち、飼育下の生息数が221羽となったと発表した。野生下も含めると354羽となり、初めて300羽を超えた。 同省野生生物課によると、飼育は佐渡市の佐渡トキ保護センターやトキふれあいプラザ、長岡市トキ分散飼育...
深刻な鹿の食害 蓼科のモミの天然林[長野県]
茅野市蓼科の滝ノ湯川沿いに群生するモミが鹿の食害を受け、深刻な状態にあることが山林を所有する湯川財産区の調査で分かった。目通り周囲2~3メートルの巨木だけでなく、種子から育った苗木も枯死しており、このままだとモミの天然林が失われる恐れもある。一帯のモミは小宮御柱祭の御柱用材...
於茂登岳でトラップなど確認 自然環境保全審議会の委員[沖縄県]
石垣市自然環境保全条例に基づき、来年3月までに自然環境特別保全地区と希少野生動植物保全種の指定を検討することになっている石垣市環境保全審議会(渡辺賢一会長、委員11人)の渡辺会長ら委員6人は7日、昆虫などがどのようなトラップで採集されているか把握しようと、於茂登岳周辺を見て...
奄美の森パトロール 保護対策協、啓発パンフも配る [鹿児島県]
鹿児島県の奄美群島希少野生生物保護対策協議会が2日、世界自然遺産登録を目指す奄美大島の自然の価値を再認識してもらうため、同県龍郷町で県希少野生動植物保護条例のパンフレット200部をドライバーに配るキャンペーンをした。 地元の行政機関職員のほか民間の「奄美野生動植物見守隊」な...