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ニホンジカ捕獲1271頭  茅野市鳥獣被害対策協[長野県]

 茅野市鳥獣被害対策協議会は26日夜、市役所で総会を開き、昨年度のニホンジカの捕獲頭数は1271頭で、計画の1000頭を上回ったと報告した。今年度も1000頭の捕獲を計画しているが、5月末時点で400頭以上を捕獲。市は「状況によっては今年度も目標を上回る」との見通しを示した。  捕獲実績のうち、市が一昨年7月に設置した「鳥獣被害対策実施隊」のわな猟が1071頭(計画700頭)に達した。諏訪猟友会茅野支部の銃とわなによる猟は200頭だった。  わな猟免許を持つ同支部会員でつくる捕獲実施隊は4~11月の計228日活動。7月から始動した前年度に比べて活動期間を70日以上増やしたことで、前年の496頭を大幅に上回る成果を上げた。  野生鳥獣による昨年度の農作物の被害は、被害面積1851アールで前年度に比べ約14%減少。被害額は約3055万円で、同じく450万円ほど減った。  市は「防護柵の継続的な設置や捕獲圧力を高めたことが減少の要因」としたが、農業従事者の減少に伴う耕作放棄地の増加や、被害に遭っても市に報告していない農家もあり、「一概に数字だけで語れない面もある」と説明した。  会長の柳平千代一市長は「捕獲と防御の両面で取り組み、目標を上回る成果を上げたが、さらに捕獲圧力を強めなくてはいけない。連携して対策を進めたい」と協力を呼び掛けた。

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