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昨年度諏訪地方 鹿捕獲が過去最多[長野]

  • nihonhunternetwork
  • 2014年7月5日
  • 読了時間: 2分

 諏訪地方6市町村で2013年度に捕獲された鹿は前年より約1000頭多い5002頭となり、過去最多を更新したことが2日、県諏訪地方事務所林務課のまとめで分かった。市鳥獣被害対策実施隊の集中的な活動や、鹿の行動を見定めた上での効率的な捕獲が奏功。諏訪の年間捕獲目標(4500頭)を達成した。鳥獣による農林業被害額は市町村まとめで8640万円。鹿害が全体の7割強と依然高率を占めている。  捕獲の内訳は、市町村が猟友会に委託するなどした個体数調整で3750頭、狩猟で1252頭。個体数調整には南信森林管理署が国有林で捕らえた個体や、霧ケ峰・高ボッチ周辺など駆除が困難な地域で、諏訪広域捕獲隊(隊員7人)がわなで捕った216頭が含まれる。  市町村別(かっこ内は個体数調整)では、茅野市が最多の1598頭(1271頭)。以下、富士見町1293頭(782頭)、諏訪市1002頭(714頭)と続き、他3市町村も前年実績を上回った。茅野、諏訪両市では、非常勤特別職としてわな捕獲に従事した「実施隊員」の活躍もあって、総数が伸びたと分かっている。  農林業被害額はこれで3年連続で減少 。農業関係が4262万円と前年比で約490万円減り、林業関係は4378万円と280万円ほど増えた。 2 月の大雪でササ類が採食でき なくなり樹皮の食害が増えた可能性もあるが、「大雪が主因と断定するのは現時点では難しい」という。  同課は「捕獲の担い手である猟友会員や、市町村の努力のたまもの。諏訪地域で独自に作った鹿の行動マップも貢献したと思う」と分析。数字として表れない自然環境・高山植物の被害もあり、今年度は5170頭を目標に捕獲を進める方針だ。

 
 
 

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