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イノシシ肉を有効利用、ジビエ利用研究会が発足 [石川県]

イノシシによる農作物への被害は、県内でも深刻な問題となっています。県はイノシシの駆除と食材としての利用をめざし、研究会を発足しました。発足したのは、いしかわジビエ利用促進研究会で、県内の自治体や猟友会、JAなど18団体が参加しました。ジビエとはフランス語で狩猟で捕獲した、野生鳥獣やその食肉を意味します。県によると、昨年度のイノシシによる農作物の被害は4977万円にのぼり、捕獲した数も2684頭と年々増えています。捕獲したイノシシの多くは、廃棄処分となるため、県ではイノシシの駆除とともに食材としての有効利用をめざし、今回研究会を発足しました。研究会では、今後イノシシの肉を使ったジビエ料理の開発のほか、調理方法の普及、食肉の安定供給をめざし、意見交換を行うことにしています

 
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