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ローストビーフ風シカ肉丼販売 小代のレストラン[兵庫県]

有害鳥獣として駆除したシカを地元の特産品として売り出そうと、兵庫県香美町小代区神水のレストラン「石楠花(しゃくなげ)」は、ローストビーフ風のシカ肉をふんだんに載せた丼メニューの提供を始めた。珍しさとおいしさに加え、高たんぱく・低カロリーな丼として、関西や山陰の旅行客を中心に人気を得ている。

■シカ肉のうま味を引き出した丼セット=香美町小代区神水のレストラン「石楠花」

 同店は「但馬牛と同じ豊かな自然で育ったおいしいシカ」を食肉として普及させようと、同区でシカ肉の加工販売を手掛ける「D・B・Cグループ」と協力。地域住民向けにシカ肉の試食会を開いたところ、ロースト肉が好評で、気軽に食べたいとの声が多いことから一般向けに販売することを決めた。

 「但馬鹿のローストビーフ丼」はシカのロース肉を使用。表面を焼き上げた後、低温でじっくりと熱を加えて肉のうま味を閉じ込め、柔らかくしっとりとした食感に仕上げた。すりおろしたタマネギとしょうゆベースのさっぱりとしたソースに一晩漬け込み、厚切りにした肉を温泉卵と絡めて食べる。小鉢2品とみそ汁、漬け物とセットで価格は千円。一日限定10食を提供する。

 調理を手掛ける松田晃宏さん(31)は「小代の新しい特産品として売り出すために、まずは食べられる場所をつくることが大切。シカ肉のおいしさがよく分かる一品」と話している。

 
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