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モテ男が食べる「ジビエ」今さら聞けないメリットと注意点まとめ

今、”ジビエ”がブームの兆しを見せています。ジビエとは、フランス語で「狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉」を意味します。ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから食されてきました。

最近日本でも、鳥獣害対策で処理されたイノシシやシカを食肉として有効活用できるとあって、流通量が増えています。

 しかもこのジビエ、栄養も豊富で、さらに美味しいとあって最近ではジビエ料理を出す専門の料理店もあります。

ワインとの相性も良いので、「ジビエを食べに行かない?」と女性を誘ってみれば、「お、この人ちょっと“ツウ”かも……」と思われるかもしれませんよ!?

しかし、通常の食肉と違って野生肉ならではの注意も必要です。今回の記事ではジビエのメリットと注意点をご紹介します。

■ジビエは栄養満点

 野生で育ったものは、飼育されているものに比べて自然界を駆けまわって過ごし、エサも天然のものを食べています。

ジビエの中でもよく食べられているのがイノシシやシカですが、これらは牛肉に比べて低カロリー(牛肉:411kcal、イノシシ:268kcal、シカ:110kcal)で、さらに脂肪の質がよく、動脈硬化や肥満の原因になる飽和脂肪酸の割合が低いことが特徴です。

さらに、体内のさまざまな栄養素の代謝に関わるビタミンB群が豊富。ジビエは健康面を考えても良質な食材と言えそうです。

■生は絶対ダメ!

 ジビエを食す時に注意したいのが生肉を避けること。全国で生のイノシシ肉やシカ肉を食べたことによってE型肝炎や腸管出血性大腸菌症などの食中毒にかかったという報告が寄せられています。さらに寄生虫に感染するリスクもあります。

E型肝炎は劇症化すると死亡する危険性があり、腸管出血性大腸菌症は焼肉店でのユッケの事件が記憶に新しいところですが、こちらも重篤な症状を引き起こします。これらの食中毒リスクは肉を加熱することで回避することが可能です。

厚生労働省も、ジビエの消費量が増えていることに対して、衛生管理のガイドラインを作成し、消費者が安心してジビエを食べられるような環境整備を行っていくと発表しています。

これから認定・登録制度ができれば、きちんと認定を受けた飲食店かどうかを確認した上でジビエを楽しめるようになりそうです。

いかがだったでしょうか。ジビエには独特の魅力があり、一度食べたらファンになるという人も多いようです。ぜひ一度食してみては。

 
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