top of page

ジビエ精肉に挑戦 岐阜農林高生がシカ解体、理解深める[岐阜県]

揖斐郡揖斐川町谷汲地区で「ぎふジビエ」のブランド化に取り組む所産業(所竜也社長)=同町谷汲長瀬=と岐阜大による「高校生のジビエ解体研修」が23日、同社で行われた。北方町北方の岐阜農林高校食品科学科の2、3年生女子8人がシカの解体や精肉処理を体験し、ジビエ(野生鳥獣肉)に理解を深めた。

 同社は、増加する獣害対策のため、地域の猟師や農家と一体になって、シカやイノシシを捕獲。解体、精肉し、地域資源としての活用を進めている。高校生向けの解体研修は、次代の人材育成とジビエ普及を目的に企画された。

 研修は、岐阜大の森部絢嗣助教が指導。朝に捕獲したばかりの体重約65キロ、推定2歳半のオスジカを教材に使用した。シカを逆さにつり、下処理の後、生徒らは皮や骨を除いて精肉処理を体験した。最初、生徒らはぎこちない手つきだったが、すぐに手慣れて懸命に作業。焼き肉にして、試食もした。

 3年生の近藤侑加さんは「実際に体験し、ジビエへの興味が深まった。地域でジビエ料理を広めたい」と感想を話していた。

Featured Posts
最新記事
すべての記事
タグから検索
まだタグはありません。
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page