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室蘭、登別でシカ衝突事故多発…24日には女性の車被害[北海道]

12月に入ってからエゾシカと車が衝突する事故が室蘭、登別市内で相次いでいる。幸い、人命に関わる重大な事故には至っていないが、車が破損し修理を余儀なくされている。シカは夜行性ではないが、室蘭署などでは「最近は市街地にも出没するため、特に夜間の運転は注意してほしい」と呼び掛けている。

 24日午後7時ごろ、登別市若山町の道道で、30代女性会社員が道路横断中の7頭のシカと遭遇。うち1頭が転び、雪道で滑ってシカの方から女性の車に向かって衝突した。女性は「シカが渡りきると思って待っていたがシカは止まってしまった。ぶつかった衝撃が大きくて怖かった」と振り返る。車は左前方部分が大きくへこみ自走できなかったという。  複数の自動車修理業者によると、シカの事故による車の修理は昨年1件。今年は急激に増え、十数件に達する。薄暗い時間帯の事故が多い。一般車両保険に加入していても修理費の満額が出ない場合があるという。  円山動物園(札幌市)によると「シカは夜行性ではないが、自動車のライトに反応して立ち止まってしまうため、車が避けきれない」と説明。道内では個体数が増え、冬場は餌を求めて住宅街にも出没しているという。冬本番になるこれからが要注意だ。 (柴田圭介)

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