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ニホンジカ8年で半減へ 県、今年度中に計画初策定 [福島県]

  • 2015年5月5日
  • 読了時間: 2分

県はニホンジカを平成35年度までに半減させる方針を固めた。27年度中に全県的な管理計画を初めて策定する。ミズバショウやニッコウキスゲなどの観光資源の食害が深刻化する中、ニホンジカに対し、抜本的対策が必要と判断した。

 県は1日までに県内のニホンジカの生息頭数を3500頭と推計。37年度までに倍増する可能性があると予測している。県は市町村や猟友会など関係団体と連携し、35年度までに大幅に減らし、被害拡大を食い止めたい考えだ。

 県内では南会津地方を中心にニホンジカの生息域が広がっており、観光資源の食害が深刻化している。檜枝岐村の尾瀬国立公園や南会津町の国・天然記念物の駒止湿原では、ミズバショウ、ニッコウキスゲなどが被害に遭い、景観が損なわれるほか、生態系への影響が懸念されている。

 県などによると、ニッコウキスゲは約6千株のうちの約800株、ミズバショウは約1800株のうちの約400株が既にニホンジカの食害に遭っている。これまで確認されていなかった南会津郡や奥会津地域でも農産物が食い荒らされる被害が続発している。

 計画では、規制されている夜間銃猟を一時的に緩和する方針だ。また、初の全県的なニホンジカ捕獲の組織を有識者や関係団体の代表者とともに設ける予定。狩猟者確保に向けた対策も講じる。東京電力福島第一原発事故後は狩猟者の減少が課題となっており、狩猟意欲の低下や人手不足、高齢化への対策を柱に据える。

 県自然保護課は「生態系や貴重な観光資源を守るため、手遅れにならないよう早急に対策を講じたい」としている。

 
 
 

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