[鳥獣害と闘う] 鹿肉カレー販路拡大 三重県産メニュー第3弾 [三重県]
カレーハウスCoCo壱番屋を全国展開する(株)壱番屋(愛知県一宮市)が、三重県産鹿肉を使った「みえしか頼めんちゃカレー」の販売を同県内30店舗と名古屋市内2店舗で始めた。これまでは三重限定だったが、大消費地の名古屋へ販路を拡大、全国展開を視野に入れる。獣害対策として捕獲した...
類を見ない狩猟本に潜む、食についての根源的な問い。 ~『ぼくは猟師になった』を読む~
ユニークな狩猟本だ。銃や猟犬を使わないワナ猟というのが珍しい。著者も“まえがき”で書いている。猟師になろうと思ったころ「ワナ猟に関する本は皆無に等し」かった、と。獣を獲るにはワイヤーで自作するククリワナを、鳥には網を使う。中学生の頃から文明の利器の銃での猟はずるいと思い、動...
『狩猟女子の暮らしづくり わたし、解体はじめました』 畠山千春 著 (木楽舎・1620円)
東日本大震災後に暮らし方を大きく変えた人は少なくないが、震災後に関東から福岡県糸島市に移住した筆者の大胆な行動力には驚くばかり。なにしろ、猟師になったのだから。 震災後、筆者が直面したのは「当たり前」だったことが、一瞬にして「当たり前でなくなる」日常だった。コンビニの棚から...
クマのエサ「豊作」 大量出没「可能性低い」[石川県]
県は、今秋のツキノワグマの出没予測のために実施したクマのエサの豊凶予測をまとめ、ブナを「大凶作」としたものの、ミズナラとコナラは「豊作」とした。ブナとミズナラの実りが悪いと秋にクマが大量出没する傾向があり、県自然環境課は「現時点で今秋にクマが大量出没する可能性は低いが、市街...
サル害こう防ぐ 電気柵設置法など学ぶ[兵庫県]
野生のニホンザルの生態を学び、農作物被害を防ぐ勉強会「2014サルさるサミットinおじろ」が28日、兵庫県香美町小代区大谷の小代地域局で開かれた。兵庫県の専門員や町職員が被害対策や保護管理計画を報告し、地域住民約50人が理解を深めた。...
今年初のツキノワグマ出没警報[富山県]
28日、南砺市の山間部で54歳の男性がクマに襲われたことを受けて、県は今年初めてのツキノワグマ出没警報を出して注意を呼びかけています。 28日午後4時15分ごろ、南砺市のたいらスキー場のクロスカントリーコースで、54歳の小学校教諭の男性がクマに襲われ、頭や右肩をひっか...
[鳥獣害と闘う] 農業被害 震災後に急増 全普及センターに担当者[宮城県]
宮城県は、獣害対策を本格化、今月中に県内に9カ所ある普及センター全てに、鳥獣害対策の担当者を置く。野生肉の出荷制限で捕獲、狩猟が有効な手段として見込めない中で、増え続ける被害を電気柵や柵囲いなどの基本的な方法で防ぐのが狙い。既に対策に取り組んでいる集落もあるが、農家個々でな...