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鳥獣から農作物守れ 県など、リーダー養成へ講義 [徳島県]

徳島県と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)近畿中国四国農業研究センターは、「鳥獣被害対策技術指導研修会」をスタートさせた。農作物を鳥獣から守るさまざまな手法を全5回の講義で学ぶ。  鳥獣害に悩む各地域で被害防止のリーダーを育てるのが狙い。これまでの研修会は単発に終わっていたため、複数回開いて効果を高める。初回は石井町の県立農林水産総合技術支援センターであり、自治体や農協の職員、林業従事者ら36人が受講した。  講義では、農研機構の担当者が被害防止の基本として▽長年未収穫になっている果樹を伐採する▽シカやイノシシなどの鳥獣が人に慣れないよう地域ぐるみで取り組む-ことの大切さを指摘した。  駆除したイノシシの肉をブランド化させた島根県美郷町の職員は「対策の成果を検証して捕獲後の展開まで思い描かないと、対策費だけがかさむ」と助言した。  第2回は8月に三好市であり、野生動物の行動などを学ぶ。那賀、松茂両町での講義を経て、来年1月に石井町で最終回を開く。

2014年6月11日

転載元:http://www.topics.or.jp/localNews/news/2014/06/2014_14024615648373.html

 
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