登別・ご当地グルメで3団体がシカ肉料理など意見交換[北海道]
登別商工会議所と登別ブランド推進協議会が登別グルメ開発を目的にしたご当地グルメ創造支援事業に取り組んでいる。市内の3団体が12日、試作したエゾシカ肉などを使った料理を試食、改良点などについて意見交換した。「10月の登別グルメ公表」を目標に、今後も協議を続けていく。
開発にはのぼりべつ鬼オシぐるめ会、登別ブランドの会、登別食を考える会の3団体が参加して、5月に第1回ワークショップを開催。今回が2回目で、関係者約20人が参加した。 ぐるめ会は、食用には不向きとされていたビノス貝を生かしたカレーやパスタ、堅焼きそばを出品。ブランドの会が担々麺風の焼きそば、考える会がシカ肉を使ったホットドッグなどの試作品を提供した。 うち、シカ肉ホットドッグは、シカと鶏の合いびき肉に脂分を加えたものを焼きサンド、チリソースでトッピングした。担当は「牛脂入りと豚脂入りを作ってみた。味はいいが、食感が『もそもそ』していて改良の余地がある」と話していた。 引き続き意見交換会を実施した。市が消費拡大を目指しているシカ肉については「風味を残すと臭みが出るし、風味を消しすぎると何を食べているか分からない難しさがある。また値段の高さが普及への大きな課題」という指摘もあった。
2014年6月14日
転載元:http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/06/13/20140613m_04.html