県産ジビエいかが[鳥取県]
野生鳥獣の肉「ジビエ」を使った料理を提供する「1129いいにく感謝祭29グルメ&ジビエフェア」が28日、鳥取市賀露町西の「地場産プラザわったいな」で始まった。30日まで。
国道29号沿線地域の活性化に取り組む、鳥取、兵庫両県の自治体などでつくる地域振興協議会が昨年に続いて、「11月29日(いい肉の日)」に合わせて開催した。
3日間で16店舗が日替わりで、イノシシやシカなどの肉を使った18種類の料理を販売する。「鹿すきやき丼」(税込み500円)は、甘辛く味付けした若桜町のシカ肉と新鮮野菜を豪快にご飯の上に盛りつけた。しょうゆベースのたれで煮込んだイノシシの肉をのせた茶そば(同)も人気だ。
シカ肉のウィンナーを食べた同市永楽温泉町の看護師矢部歩さん(36)は「臭みが全くなく、食べ応えもありおいしかった。ジビエの印象が変わりました」と満足した様子だった。