シカ肉パスタ、丼いかが 京都・福知山などでジビエフェア
京都府福知山、綾部、舞鶴市の28の飲食店がシカやイノシシを使ったジビエ料理を提供する初の取り組み「京都@中丹ジビエフェア」が行われている。有害鳥獣を食材として調理した多彩な料理が、それぞれの店舗で味わえる。22日まで。
府によると、2013年度に3市で捕獲されたシカとイノシシは計9401頭。食材としての活用PRとジビエ料理での観光振興につなげようと府中丹広域振興局が企画した。
参加店のメニューには、シカ肉とゴボウを使ったパスタやイノシシ肉を白みそで仕上げたうどん、シカ肉のロース丼などが並ぶ。スタンプラリーも実施し、台紙で応募するとシカ皮製の携帯ケースやスイーツが抽選でプレゼントされる。
振興局農林商工部は「シカ肉はヘルシーで高タンパク、鉄分豊富な食材で女性にぴったり。ジビエ料理をぜひ、味わってほしい」としている。問い合わせは同部企画調整室TEL0773(62)2508。