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ジビエ料理:「地美栄」を味わって 県庁食堂が野生鳥獣害対策 鹿肉使いフェア /[徳島県]

県は10日、農作物に被害を及ぼしている野生鳥獣への対策の一環として、その肉を使ったジビエ料理を広めようと、県庁11階の食堂で「阿波地美栄(じびえ)」フェアを始めた。県内で捕獲した鹿の肉を使った4種類の料理を味わえる。13日まで。営業時間は午前11時半〜午後2時。誰でも利用できる。【立野将弘】

 料理はハンバーグ、竜田揚げ、みそ煮込み、焼いた肉を薄切りにして乗せたサラダ。ご飯と汁物が付く生協定食(520円)では2品、ミニ定食(360円)では1品を選べる。単品(210円)でも注文できる。

 ハンバーグとサラダを食べた徳島市助任本町の無職、吉田孝美さん(76)は「年を取ると脂っこいものは食べづらいが、これはあっさりしていて食べやすい」と話していた。

 県職員生協食堂部の茨木博主任(53)は「鹿肉は臭いイメージがあるかもしれないが、臭みはなく柔らかく料理している。ぜひ一度は食べてほしい」と話している。県農村振興課によると、2013年度の野生鳥獣による農作物の被害額は1億1900万円に達し、5年連続で1億円を超えている。

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