収穫感謝祭参加者らジビエ料理堪能 美浜・渓流の里 [福井県]

シカやイノシシ肉の炭火焼きやしし汁が楽しめる「第十回ジビエの祭典 収穫感謝祭」が十二日、美浜町新庄の渓流の里であり、大勢の人がジビエ料理を頬張って、顔をほころばせた。
NPO法人自然と共に生きる会サンガが主催。駆除したイノシシやシカの肉を有効活用する「ジビエ料理」に親しんでもらおうと企画した。
会場にはさんしょうを効かせ、シカの風味を生かした「鹿と大根のキーマカレー」やイノシシの顔をかたどった「イノシシ肉まん」、「鹿カバブ」などこの日しか食べられない珍味がめじろ押し。参加者らは新鮮なイノシシやシカ肉を炭火焼きにして、山の恵みに感謝しながら味わった。
家族や友人と参加した敦賀市松葉町の北野智大さん(25)は「シカ肉の炭火焼きが思ったよりさっぱりしていて、おいしい」と顔をほころばせた。
(角野峻也)