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「ジビエ」で長崎の食堪能 [長崎県]


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長崎市内で捕獲されたイノシシやシカの肉を味わう「長崎ジビエ料理晩餐(ばんさん)会」が16日夜、同市常盤町のホテルニュータンダであり、市民ら約50人がジビエと夏野菜を使ったフランス料理のフルコースを楽しんだ。

 「ジビエ」は、狩猟された鳥獣の肉を意味するフランス語。有害鳥獣として捕獲されたシカやイノシシの肉を身近な食材として活用しようと、食に関わる市民団体と市水産農林政策課が連携。ジビエ料理の提供店や肉の販売所、レシピなどを掲載したガイドブックを4月に発行するなど、ジビエ料理の普及、啓発活動に取り組んでいる。

 晩餐会では主催者を代表し、NPO法人「長崎の食文化を推進する会」の山下慧理事長が「多くの人にジビエ料理を味わってもらい、長崎の食文化、経済の発展へつなげたい」とあいさつ。料理研究家の脇山順子さんが「長崎の食文化」をテーマに講演し、ホテルニュータンダの野林健二・総支配人兼総料理長のメニュー紹介に続き、和やかに会食した。

 ポルトガルから伝わった長崎の伝統料理「ヒカド」をイメージしたイノシシ肉と根菜を煮込んだスープや、ドライフルーツをのせたシカ肉のステーキなど趣向を凝らしたメニューに、参加者は感動しきり。長崎市大浜町の主婦、野崎敏子さん(59)は「シカ肉を初めて食べた。くせがなくて、とてもおいしかった」と満足そうに話した。

 晩餐会のメニューは、2週間前までに予約が必要。値段など問い合わせはホテルニュータンダ(電095・827・6121)。

 
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