どうする?どうなる!外来生物〈8〉ニホンザル脅かすサル[神奈川県]
ニホンザルは、日本だけに生息する霊長類である。霊長類の多くは赤道付近だけに生息しているが、ニホンザルだけは高緯度地域に生息している。近年、ニホンザルの種の存続を脅かす問題が発生している。タイワンザルやアカゲザルなどの近縁種との交雑である。交雑がこのまま進むと、ニホンザルが絶...
静岡県農林技術研、硝酸塩入り餌でシカ駆除 農作物被害防ぐ [静岡県]
静岡県農林技術研究所森林・林業研究センターは深刻な農作物被害などをもたらすニホンジカを駆除する新手法を開発した。硝酸塩入りの餌を食べさせる方法で、従来の猟銃やワナによる捕獲に比べ人や他の動物に与える影響が小さいのが特徴だ。...
岡山)ツキノワグマ注意「五感働かせて」 美作で学習会 [岡山県]
ツキノワグマが出没する可能性が高まる秋を前に、クマによる被害を未然に防ぐため、県の学習会が8月、美作市江見の作東バレンタインプラザで開かれた。地域住民や鳥獣保護員、学校、猟友会の関係者ら約70人が参加し、生態や被害防止対策などについて熱心に聴き入った。...
ジビエの季節が到来 野生鳥獣肉の衛生管理とそのリスクは[東京都]
これから本格的な秋の深まりとともに楽しみなのが、狩猟した野生の鳥や獣の料理、ジビエだ。だが衛生面で気になる動きもある。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が解説する。 * * * この7月、国内で捕獲された一定数のイノシシにE型肝炎ウイルスの感染歴があることが...
クマ出没増加 栗原市、被害防止呼び掛け[宮城県]
広い中山間地を抱える栗原市で本年度、ツキノワグマの目撃情報が増えている。8月31日現在で既に185件に達し、2013年度の1年間(101件)の1.8倍に達している。クマは例年10月ごろまで出没する。市はごみを屋外に置かないなど、被害防止策を取るよう呼び掛けている。 ...
イノシシ防げ 千枚田に電気柵 [石川県]
輪島市の国名勝「白米千枚田」で今夏、初めてイノシシ被害があり、市では5日、侵入を防ぐために電気柵(長さ約500メートル)を設置した。 市農林水産課などによると、これまで千枚田での被害はなかった。8月20日に国道249号から山側にある千枚田でイノシシの侵入が確認されたため、市...
クマ出没注意! 府北部情報相次ぐ[京都府]
◆京都、兵庫の群れが南下か 秋、人里接近の恐れ 府北部で春先からツキノワグマの出没が相次ぎ、府が対策に乗り出した。2006年度以降はゼロだった出没情報が、今年は既に4件。兵庫県や京都府から越境してきている可能性が高いという。秋口には冬眠に向けて餌を探して人里に近づく恐れがあ...
新たに絶滅6種 福岡県レッドデータブック刊行 [福岡県]
絶滅の恐れがある野生生物をまとめた「県レッドデータブック2014」が発行された。今回、初めて海に生息する生物などが対象となり、新たにチリメンユキガイなど6種が絶滅、ハマグリなど290種が絶滅危惧種と判断された。これで県内の絶滅危惧種は計1010種となった。県は「かつては身近...