ニホンジカ被害 日光で意見交換 新たな捕獲法など紹介 [栃木県]
日光地域のニホンジカの被害対策を考える講演会が九日、日光総合会館(日光市安川町)で開かれた。国有林を管理する林野庁が開催した意見交換会で、行政や林業関係者のほか、狩猟者や自然保護関係者ら約百人が参加した。 林野庁関東森林管理局(前橋市)は、二〇一三年度からシカ被害の多い県で...
県庁の食堂にシカ肉メニュー登場、食害対策の一助に [徳島県]
山や畑を荒らして深刻な被害をもたらすシカを食材に活用する動きが広がっていますが10日、県庁の食堂でシカ肉を使った料理がメニューに載りました。野生の動物を使ったジビエ料理。畑などを荒らして困るシカを食材にする試みです。 シカ肉のハンバーグ、サラダに乗せたオリーブオイルで炒めた...
わなのイノシシにとどめ刺そうと…逆襲され重傷[岐阜県]
7日午前10時頃、岐阜県中津川市坂下の山中で、狩猟中の同市、無職男性(85)がイノシシに襲われ、右大腿だいたい部に重傷を負った。 岐阜県警中津川署の発表によると、男性がわなにかかったイノシシに、刃物でとどめを刺そうと近づいたところ、逆に襲われたという。楯さんは車で帰宅途中、...
イノシシ捕獲ツアー 鋸南町開催へ [千葉県]
鋸南町は、農作物を掘り返すなどして農業に悪影響を与えているイノシシの増加を逆手に取り、わなを仕掛けたり、ジビエ料理を学んだりするエコツアーを開催する方針を決めた。農村集落の新たな魅力を山のベテランらが伝授する。町は都会の大学生ら若者に受講を呼びかける方針だ。南房総地域では、...
シカ 足跡調査し捕獲を 白神地域科学委 [青森県]
白神山地の世界遺産地域周辺でニホンジカの生息が確認された問題で、有識者らによる「白神山地世界遺産地域科学委員会」(委員長=中静透・東北大学大学院教授)は5日、弘前市で会合を開き、春の雪解け前にシカの足跡調査を行い、早期に捕獲することが必要との考えで一致した。環境省や林野庁な...
世界遺産・白神、シカ対策強化へ 被害防止で青森県 [青森県]
青森県は19日、世界自然遺産の白神山地周辺などで近年目撃が相次いでいるニホンジカへの対策を強化すると発表した。実態調査や猟師の育成を進め、貴重なブナの原生林や農作物が食い荒らされるのを未然に防ぐ狙い。 2015年度当初予算案に、定点カメラ設置費や猟師の研修費など約1300万...
シカ、雪踏み台に柵越えか 新千歳空港侵入、国が緊急点検 [北海道]
【千歳】3日夜から4日にかけてシカの侵入が相次いだ新千歳空港では4日、国土交通省新千歳空港事務所が空港を囲む柵を緊急点検するなど対応に追われた。柵の破損箇所は確認されず、専門家は、シカが固まった雪を踏み台にして柵を跳び越えた可能性があるとみている。道東方面中心だったシカの生...
列車がイノシシと衝突、6本運休 [宮城県]
10日午後0時15分ごろ、山形市山寺のJR仙山線面白山高原-山寺間で、仙台発山形行き快速列車がイノシシと衝突し、運転を一時見合わせた。運転士と車掌が車両や線路の安全を確認し、37分後に再開した。 JR東日本仙台支社によると、6本が運休し、2本が最大1時間6分遅れ、約1900...
猟銃の弾丸住宅に 害獣駆除か 秦野で[神奈川県]
秦野市堀西の会社員の男性(59)宅に、猟銃のものとみられる弾丸が着弾した。玄関の壁を貫通したが、けが人はいなかった。狩猟の弾丸が飛び込んだ可能性が高いという。登山道や住宅街にも近く、家族は「万が一のことがあったら」と不安を抱くが、近年被害が増加する有害鳥獣の駆除などのため、...
実りの秋、かさむ鳥獣被害対策 花巻市が予算追加へ[岩手県]
花巻市は、ニホンジカなどの鳥獣被害対策として電気柵を設置する際の補助費予算を追加する。本年度の予算126万円が残額2万円となり、補助件数の増加を見込んだ。市は追加する210万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を5日招集の市議会9月定例会に提案する。クマやハクビシンを含む...