御在所岳のシカ食害深刻 保護地区で銃、ワナ使えず [三重県]
菰野町の御在所岳(一、二一二メートル)で、ニホンジカによる食害が深刻だ。春の観光資源のツツジの皮が食べられ、枯れてしまう被害が後を絶たない。登山者が多く、国の天然記念物であるニホンカモシカも生息しているため、猟銃を使った捕獲は難しい。防除ネットを巻いたり、植樹したりしている...
緑ケ丘公園近くでクマの目撃情報 スポーツ施設を一時閉鎖[北海道]
グマ1頭を目撃し、同公園管理事務所を通じて市に通報があった。市や地元猟友会などが現場付近を捜索。苫小牧署が警戒に当たった。このため、隣接する市緑ケ丘公園内に入る通路が一時閉鎖され、スポーツ施設などが使用できなくなったほか、2日早朝に緑ケ丘球場で予定されていた第52回大鷲旗争...
北海道でトドの漁業被害が深刻に 保護策で頭数増加 [北海道]
北海道の日本海側を中心にトドによる漁業被害が深刻化している。追い払いや強化漁網の導入といった対策も奏功せず、2012年度の被害額は過去最高の約16億1200万円に。絶滅への懸念から保護策をとってきた国が、一転して駆除枠を約2倍に拡大する事態となったが、被害を抑えられるかは不...
イノシシの出没相次ぐ 通報33件、農作物被害も[神奈川県]
葉山町内でイノシシの目撃情報が相次いでいる。先月末までに町に寄せられた通報は33件。人的被害はないものの農作物への食害も確認されており、町は注意を呼びかけている。 イノシシが出没したのは昨年3月ごろから。上山口地区で目撃されたのを皮切りに一色、木古庭、長柄などからも「...
アライグマ 知床[北海道]
■増える前にたたけ 知床国立公園羅臼ビジターセンターに5月下旬、「アライグマ=キーワード=を見た」という情報が羅臼町の酪農家から寄せられた。場所は国立公園の外で、同町南端の峯浜地区。特徴的な「しましまのしっぽ」のあるアライグマが道路端にうずくまっているのを、車から見かけたの...
ニホンジカ食害激増でハンター派遣[奈良県]
県は、ニホンジカの駆除チームをハンター10人以上で編成し、食害に悩む各自治体への派遣を10月にも始める。面積の7割を森林が占める県内で、効率的な駆除を目指すとしている。(近藤修史) メンバーは、経験豊富な県猟友会のハンター。市町村の要請に応じて派遣する。チームは人里近くの森...
平成26年度ニホンジカ保護管理検討会(第1回)の開催について
環境省では、ニホンジカの保護管理について、生息状況や被害の現状の確認と対策の評価を行い、保護管理に関する基本的な考え方や課題等について整理を行うこと等を目的として、ニホンジカ保護管理検討会を設置しています。平成26年8月25日(月)に平成26年度ニホンジカ検討会(第1回)を...
サル害こう防ぐ 電気柵設置法など学ぶ[兵庫県]
野生のニホンザルの生態を学び、農作物被害を防ぐ勉強会「2014サルさるサミットinおじろ」が28日、兵庫県香美町小代区大谷の小代地域局で開かれた。兵庫県の専門員や町職員が被害対策や保護管理計画を報告し、地域住民約50人が理解を深めた。...
[鳥獣害と闘う] 農業被害 震災後に急増 全普及センターに担当者[宮城県]
宮城県は、獣害対策を本格化、今月中に県内に9カ所ある普及センター全てに、鳥獣害対策の担当者を置く。野生肉の出荷制限で捕獲、狩猟が有効な手段として見込めない中で、増え続ける被害を電気柵や柵囲いなどの基本的な方法で防ぐのが狙い。既に対策に取り組んでいる集落もあるが、農家個々でな...
東北道でイノシシと衝突 福島、けが人なし[福島県]
28日午後9時5分ごろ、福島県西郷村長坂の東北自動車道下り線で、山形県寒河江市の会社役員の男性(60)が運転する乗用車とイノシシが衝突した。男性にけがはなかった。イノシシは体長約1・5メートルで、その場で死んだ。 福島県警高速隊によると、道路左側から中央分離帯方向に横切ろう...