イノシシ、人の被害増加 生息域ほぼ全県に拡大 [長野県]
近年、長野県内でイノシシに襲われてけがをする人が目立ってきた。県が統計を取り始めた2006年度から11年度はゼロだったが、12年度は1人、13年度は6人に。14年度も17日現在、2人が軽いけがをした。県はイノシシを見掛けても刺激せず、その場を離れるよう呼び掛けている。...
国立公園 食べ尽くすシカ [北海道]
希少な動植物が生息する国立公園で、シカによる被害が深刻化している。 絶滅危惧種の植物が食べ尽くされて植生が変わったケースもあり、環境省も駆除などの対策を本格化させている。ただ、駆除活動がほかの動植物に影響を与えないように配慮する必要があるなど、国立公園ならではの制約も多い。...
駆除のシカ肉特産品に [神奈川県]
伊勢原市は、シカ肉を使ったジビエ(野生鳥獣)食品の開発に本格的に乗り出す。有害鳥獣による作物被害を食い止め、地元特産品として売り出す一石二鳥の効果が狙い。民間の山小屋を解体処理施設用に改修してもらい、4月にもシカ肉加工品を市販する予定だ。...
避難区域でイノシシ猛進 富岡町の活動範囲、通常の数倍 [福島県]
東京電力福島第1原子力発電所の事故で避難区域となり、全町避難が続く福島県富岡町で、野生のイノシシの「定住地域」が避難区域以外のイノシシに比べて大幅に広い105~240ヘクタールだったことが13日までに、福島県の調査で分かった。事故から4年近く人が住んでいない避難区域で、イノ...
鹿肉と酒 電車で堪能 [静岡県]
伊豆箱根鉄道は3月6、13日の2日間、地酒と伊豆半島の野生鹿など地元の食材を駿豆線(通称・いずっぱこ)の車内で味わえる特別電車「イズシカトレイン」を運行する。食害で厄介者扱いされる鹿を地域振興に生かす試みで、地元や観光客の間に人気が定着しつつある。12日、予約受け付けを開始...
ジビエウイーク:八女のイノシシ肉堪能して 9店舗が工夫凝らしメニュー考案−−15日まで [福岡県]
「八女ジビエウイーク」が、八女、福岡両市の飲食店9店で始まった。八女産のイノシシ肉に親しんでもらおうと、八女商工会議所が2年前から毎年開いているイベントで、15日まで。期間中、工夫を凝らした料理が味わえる。【上村里花】 ジビエは、仏語で「野生の鳥獣肉」の意。...
環境:クマ出没、里山荒廃も影響 今年度120人襲われる 環境省、対策具体化急ぐ
全国各地でクマの人里への出没が相次いでいる。今年度にクマに襲われた人は120人に上り、過去35年で3番目に多い。餌となる木の実が不作だったことが大きいが、人の暮らし方の変化によって、里山が荒廃していることも影響しているようだ。 ●住宅地の庭で遭遇...
列車がイノシシと衝突、6本運休 [宮城県]
10日午後0時15分ごろ、山形市山寺のJR仙山線面白山高原-山寺間で、仙台発山形行き快速列車がイノシシと衝突し、運転を一時見合わせた。運転士と車掌が車両や線路の安全を確認し、37分後に再開した。 JR東日本仙台支社によると、6本が運休し、2本が最大1時間6分遅れ、約1900...