塩谷町船生の民家にクマ 犬の餌食べる[栃木県]
矢板署によると、8日午後8時45分ごろ、塩谷町船生の民家の軒下でクマが目撃され、目撃者から110番があった。 同署によると、目撃者が飼い犬の鳴き声がするため確認したところ、大きなクマが犬の餌を食べていた。クマはその後、立ち去ったという。人的被害はなかった。...
登山道へのシカ侵入防止検討 南ア食害対策協[南ア]
南アルプスにかかわる市町村や国、県などで構成する南アルプス食害対策協議会(会長=白鳥孝・伊那市長)の総会が6日、伊那市役所であり、ニホンジカの新たな侵入防止策の検討を始めるほか、帰化植物の除去に乗り出すことを決めた。 花の山として知られる南アルプス。高山域では1990年代後...
自生のササユリ再生 シカ柵が奏功 青垣いきものふれあいの里[兵庫県]
青垣いきものふれあいの里 (丹波市青垣町山垣、 0795・88・0888) のフィールドでササユリが開花した。 同施設開設前から自生していたが、 シカの食害に遭い、 一時姿を消し、 鳥獣防護柵の設置で再生した。 猛烈な暑さで散った株もあるが、 斜面下部はまだつぼみで、...
捕獲シカ・イノシシ活用 松野町が処理加工施設開業[愛媛県]
鳥獣被害対策で捕獲されたシカやイノシシを有効活用しようと、愛媛県松野町が同町富岡に整備した獣肉処理加工施設「森の息吹工房」で7日、開業式があり、関係者約60人が新たな産品創出の場に期待を寄せた。4月9日に稼働、真空パック詰めした生肉を県内中心に卸販売している。 ...
クマ目撃最多92件 1~5月、過去10年
野生のクマと人との遭遇が今年、急増している。県警のまとめでは、1~5月の県内のクマ目撃件数は92件に上り、過去10年間で最多。繁殖がうまくいき、個体数が増えたことで、餌を求めて山から人里に下りてくるクマが増えたためとみられる。6月以降は繁殖期で行動範囲が広がるため、クマに出...
シカ捕獲最多53%増の5306頭 農業被害減少
県環境森林部は6日の県議会農林環境常任委員会で、2013年度の県内シカ捕獲数が前年度比53%増の5306頭となり、過去最多となったことを明らかにした。過去最多を更新するのは2年連続。シカは市町などの報奨金支給制度が充実したことで、ハンターの意欲向上につながっているようだ。イ...
獣害止める 人材育てる[和歌山県]
県内でイノシシや猿などの鳥獣害被害が広がり、県や農家などが対策に頭を悩ませている。国や県の支援を受け、農地の周囲に侵入を防ぐ防止柵などを設けてきたが、ハンターの高齢化などもあって被害額は増えているという。そうした状況を受け、農家に鳥獣害対策を指導するアドバイザー養成研修会へ...
愛媛・忽那諸島でイノシシの捕獲急増 生息数増え被害も[愛媛県]
松山市は中島など忽那諸島での、イノシシの捕獲数や生息状況調査の結果をまとめた。25年度の捕獲数は483頭で、前年度の2倍強と大幅に増加している。 市農林水産課によると、有害鳥獣捕獲許可に基づくこれまでの中島地区の捕獲数は、23年度140頭(市全域831頭)、24年度225頭...
イノシシ、列車に動じず子育て 日田・天ケ瀬駅[大分県]
日田市のJR久大線天ケ瀬駅の線路脇の山で、イノシシが子育てを始めた。列車の音にも動じず、6日は「ウリ坊」と呼ばれる子供が5匹も生まれていたことが分かった。昨年も同じ場所で子育てをしており、2年続きのおめでただ。 イノシシ一家が暮らし始めたのは、駅の上下線のホームからも見える...
「ジビエ」活用へ研究会…ブランド化目指す
谷本知事は6日の県議会一般質問で、イノシシやシカといった野生鳥獣の肉を食材として活用するための研究会を設けることを明らかにした。吉田修議員(県政石川)の質問に答えた。農作物を食べ荒らすなどして農家を悩ませている鳥獣を、逆においしく食べ、県産食材としてPRする狙い。谷本知事は...