南ア仙丈ケ岳馬の背上部に鹿防護柵増設へ
ニホンジカの食害から高山植物を守るため、南アルプス食害対策協議会(会長・白鳥孝伊那市長)は、南ア仙丈ケ岳(標高3033メートル)の馬の背から山頂にかけての登山道沿いに、新たに5カ所の防護柵を設置することを決めた。今月中に具体的な場所を定め、7月の設置を予定している。 ...
雄のツキノワグマ捕獲相次ぐ 7月末まで要注意[鳥取県]
鳥取県内で5月以降、ツキノワグマの捕獲が相次いでいる。例年6月末までに3~4頭のペースでイノシシ用のわななどにかかるが、ことしは4日現在ですでに7頭を捕獲。県緑豊かな自然課は「繁殖期に入り、ペアを求める雄が行動範囲を広げている」として注意を呼び掛けている。...
電気柵設置に補助金を 砺波市、JAなどと協力[富山県]
砺波市鳥獣被害防止対策協議会の総会は5日、市役所で開かれた。急増するイノシシの 農作物被害対策で、市側は電気柵の予防対策補助金をJAとなみ野などと協力して新設す るため、市議会6月定例会に予算案を計上する方針を示した。詳細を詰めて今年度から補...
鳥取市のクレー射撃場再開へ 銃猟者育成拠点に[鳥取県]
2008年4月から休場している「鳥取クレー射撃場」(鳥取市覚寺)が再開する見通しとなった。鳥取県東部ではシカやイノシシによる農業被害が増える半面、銃猟者が練習や免許更新時の講習に使用できる射撃場がなく、銃猟者の育成や確保が課題となっていた。県東部1市4町の鳥獣被害対策の共有...
アライグマ 福岡市での捕獲7匹に[福岡県]
福岡市は市内5地区で行っていたアライグマの捕獲調査で、5月19日~6月2日の期間中、捕獲が計7匹に上ったと発表した。 市は昨年度、特定外来生物に指定されているアライグマの生息調査を行い、5地区で生息を確認、今回の捕獲調査で箱わな計17個を仕掛けた。捕獲されたのは地区別で南区...
野生動物救護に協力を 県自然環境保全センターが募集[神奈川県]
県自然環境保全センターは、野生動物救護ボランティアを募集している。けがをするなどした野生の鳥類や哺乳類の世話をする。今月下旬に講習会があり、応募締め切りは九日。 十五歳以上なら誰でも参加できる。講習会は二十一日か二十二日のどちらかに申し込む。内容は野生動物の関係法規や衛生管...
1歳雌鹿受難、歩道の柵に挟まる 50分後に救出 奈良博近く[奈良県]
6日午前8時50分ごろ、奈良市登大路町の奈良国立博物館付近で、歩道の柵に鹿が挟まって動けなくなっているのを通行人が発見、鹿の保護活動を行っている「奈良の鹿愛護会」に通報した。駆けつけた会員2人が鹿に麻酔を打って眠らせ、後ろに引っ張り出して約50分後に無事救出、保護した。...
狩猟シミュレーター導入[和歌山県]
特産品のミカンなど農作物への鳥獣被害が相次ぐ和歌山県では、ハンターを育成するために狩猟を疑似体験できる装置を導入しました。 スクリーンに映し出された野生動物を模擬銃で撃ち、命中すれば倒れる仕組みのシューティングシミュレーター、ゲーム感覚で猟を体験できます。 ...
あなたはきっと春イノシシの美味しさを知らない。
四月一日、東京都杉並区から島根県に移住した。 狩猟と、そのお肉に関する事業に携わるためだ。 私が移住した島根県の中央部は、低い山々が連なり、森林・竹林と水田・農耕地との距離がとても近い。 人も動物も、山と山の狭間で、そこに流れる川を囲んで生きているからだ。...
イノシシ対策早めに 氷見で電気柵の講習会[富山県]
氷見市のイノシシ対策電気柵設置講習会は3日、同市坪池の水田で開かれ、地元住民約 40人が被害防止対策に理解を深めた。例年は稲の穂が出る前の7月中旬ごろに電気柵を 設置していたが、今年は春先からイノシシの痕跡が多く見られるため時期を早めた。...