雨でもないのに土石流センサー作動、原因は… [広島県]
近畿中国森林管理局は12日、広島市の土砂災害を受け、土石流を検知するため、同市安佐北区三入南の高松山国有林に設置したセンサーが11日深夜に誤作動した、と発表した。 野生の鹿が接触したためとみられる。 発表では、11日午後11時30分頃に警報音が鳴った。当時は雨は降っておらず...
今年初、那須でクマ目撃 例年より早め、昨秋の凶作影響か[栃木県]
11日午前8時25分ごろ、那須町高久丙の町道の歩道を歩くクマ1頭を車で走行中の男性が目撃し、那須塩原署に通報した。県警によるクマの目撃情報の発表はことし初めて。専門家は「クマは4月上旬ごろから出没し始めることが多く、例年より少し早い。ドングリなどの凶作で、昨秋十分な量の餌を...
ハンター対象シカ解体講習会 [長野県]
先月、伊那市手良に、シカやイノシシなどの野生動物の肉処理施設が開設したことをうけて、伊那市伊那猟友会は会員を対象にしたシカの解体講習会を、12日開きました。 12日は、シカ4頭が用意されました。 伊那市伊那地区の猟友会の会員のうち40人ほどが参加して解体を学びました。...
森林除染、大半が手つかず イノシシなどの一部出荷制限続く [栃木県]
文部科学省が11年10月に行った航空機でのモニタリング調査を元に、環境省は県内の森林の汚染状況を推定した。空間線量は12・1万ヘクタールで年間1~5ミリシーベルト、23・8万ヘクタールが1ミリシーベルト以下とされた。今も汚染の実態は不透明なまま、森の恵みに影響が表れ続けてい...
ジビエ料理:「地美栄」を味わって 県庁食堂が野生鳥獣害対策 鹿肉使いフェア /[徳島県]
県は10日、農作物に被害を及ぼしている野生鳥獣への対策の一環として、その肉を使ったジビエ料理を広めようと、県庁11階の食堂で「阿波地美栄(じびえ)」フェアを始めた。県内で捕獲した鹿の肉を使った4種類の料理を味わえる。13日まで。営業時間は午前11時半〜午後2時。誰でも利用で...
イノシシ381頭捕獲=福島第1原発周辺で-環境省 [福島県]
環境省は10日、東京電力福島第1原発の周辺地域で増えているイノシシについて、昨年5月下旬から先月下旬までの間に計381頭(イノブタ15頭を含む)を捕獲したと発表した。福島県富岡、大熊、双葉、浪江4町と葛尾村でわなを設置し、捕獲した。...
ニホンジカ被害 日光で意見交換 新たな捕獲法など紹介 [栃木県]
日光地域のニホンジカの被害対策を考える講演会が九日、日光総合会館(日光市安川町)で開かれた。国有林を管理する林野庁が開催した意見交換会で、行政や林業関係者のほか、狩猟者や自然保護関係者ら約百人が参加した。 林野庁関東森林管理局(前橋市)は、二〇一三年度からシカ被害の多い県で...
イノシシお手柄!?板碑を発掘 栃木・足利の古刹・浄因寺 [栃木県]
足利市の古刹(こさつ)、行道山浄因寺(同市月谷町)の境内で、イノシシの掘り返した跡から古い板碑が見つかった。地元の依頼を受け、同市教委で近く調べる。 板碑は縦45センチ、横26センチ、厚さ2センチで、上部に「二条線」と呼ぶ2本の横線があり、中央付近に梵字が書かれている。檀家...