捕獲シカ・イノシシ活用 松野町が処理加工施設開業[愛媛県]
鳥獣被害対策で捕獲されたシカやイノシシを有効活用しようと、愛媛県松野町が同町富岡に整備した獣肉処理加工施設「森の息吹工房」で7日、開業式があり、関係者約60人が新たな産品創出の場に期待を寄せた。4月9日に稼働、真空パック詰めした生肉を県内中心に卸販売している。 ...
シカ捕獲最多53%増の5306頭 農業被害減少
県環境森林部は6日の県議会農林環境常任委員会で、2013年度の県内シカ捕獲数が前年度比53%増の5306頭となり、過去最多となったことを明らかにした。過去最多を更新するのは2年連続。シカは市町などの報奨金支給制度が充実したことで、ハンターの意欲向上につながっているようだ。イ...
獣害止める 人材育てる[和歌山県]
県内でイノシシや猿などの鳥獣害被害が広がり、県や農家などが対策に頭を悩ませている。国や県の支援を受け、農地の周囲に侵入を防ぐ防止柵などを設けてきたが、ハンターの高齢化などもあって被害額は増えているという。そうした状況を受け、農家に鳥獣害対策を指導するアドバイザー養成研修会へ...
「ジビエ」活用へ研究会…ブランド化目指す
谷本知事は6日の県議会一般質問で、イノシシやシカといった野生鳥獣の肉を食材として活用するための研究会を設けることを明らかにした。吉田修議員(県政石川)の質問に答えた。農作物を食べ荒らすなどして農家を悩ませている鳥獣を、逆においしく食べ、県産食材としてPRする狙い。谷本知事は...
電気柵設置に補助金を 砺波市、JAなどと協力[富山県]
砺波市鳥獣被害防止対策協議会の総会は5日、市役所で開かれた。急増するイノシシの 農作物被害対策で、市側は電気柵の予防対策補助金をJAとなみ野などと協力して新設す るため、市議会6月定例会に予算案を計上する方針を示した。詳細を詰めて今年度から補...
鳥取市のクレー射撃場再開へ 銃猟者育成拠点に[鳥取県]
2008年4月から休場している「鳥取クレー射撃場」(鳥取市覚寺)が再開する見通しとなった。鳥取県東部ではシカやイノシシによる農業被害が増える半面、銃猟者が練習や免許更新時の講習に使用できる射撃場がなく、銃猟者の育成や確保が課題となっていた。県東部1市4町の鳥獣被害対策の共有...
野生動物救護に協力を 県自然環境保全センターが募集[神奈川県]
県自然環境保全センターは、野生動物救護ボランティアを募集している。けがをするなどした野生の鳥類や哺乳類の世話をする。今月下旬に講習会があり、応募締め切りは九日。 十五歳以上なら誰でも参加できる。講習会は二十一日か二十二日のどちらかに申し込む。内容は野生動物の関係法規や衛生管...
1歳雌鹿受難、歩道の柵に挟まる 50分後に救出 奈良博近く[奈良県]
6日午前8時50分ごろ、奈良市登大路町の奈良国立博物館付近で、歩道の柵に鹿が挟まって動けなくなっているのを通行人が発見、鹿の保護活動を行っている「奈良の鹿愛護会」に通報した。駆けつけた会員2人が鹿に麻酔を打って眠らせ、後ろに引っ張り出して約50分後に無事救出、保護した。...
あなたはきっと春イノシシの美味しさを知らない。
四月一日、東京都杉並区から島根県に移住した。 狩猟と、そのお肉に関する事業に携わるためだ。 私が移住した島根県の中央部は、低い山々が連なり、森林・竹林と水田・農耕地との距離がとても近い。 人も動物も、山と山の狭間で、そこに流れる川を囲んで生きているからだ。...
兵庫県、ハンター養成講座支援 シカ害対策[兵庫県]
2014年5月26日 若手ハンターの志願者来れ――。兵庫県西播磨県民局は野生動物を銃で狩猟するハンターの養成講座を5月から開く。シカを中心に農林業被害が深刻化しているが、その駆除を担うハンターは高齢化が進んでいる。講座を開いて新たな狩猟の担い手を育成する。...