エゾシカ、1カ月で80キロ移動 環境省が調査[北海道]
釧路湿原国立公園で越冬したエゾシカが春に約80キロ離れた標津町まで移動したことが、環境省の発信器調査でわかった。同湿原でのエゾシカの季節移動が明らかになったのは初めてで、同省は24日の専門家による検討会で報告した。今冬は発信器の装着頭数を増やして湿原への流出入経路を把握し、...
シカが憩う丘 室蘭・潮見公園 雨中で4頭が悠々[北海道]
【室蘭】太平洋を望む潮見公園(室蘭市みゆき町)の丘陵に18日朝、エゾシカの群れが現れた。霧雨で人も少ない園内を、伸び伸びと駆け回ったり、木の葉をはんだりする姿が見られた。 現れたのは4頭。午前8時ごろ、周囲を見回しながら、地球岬方面の高い場所から室蘭ユースホステル前に降りて...
「ニホンジカ有効活用ガイドライン」の策定について[山梨県]
近年、ニホンジカの個体数は著しく増加し、その被害は農林業にとどまらず、生態系への影響も深刻化している。 このため、本県では、特定鳥獣保護管理計画に基づき個体数調整に取り組んでいるが、被害軽減に向けては、これまで以上に捕獲を進めることが求められている。...
鹿の保護施設「鹿苑」:外国人向けのPRで客が昨年の倍増[奈良県]
国の天然記念物に指定されている奈良の鹿の保護に取り組む「奈良の鹿愛護会」が、これまで積極的に公開してこなかった鹿の保護施設「鹿苑(ろくえん)」を外国人向けの観光スポットとしてPRする活動を始めた。手始めに、毎年恒例の子鹿公開(6月1〜30日)に合わせて初の英語パンフレットと...
鹿食害で森林維持困難 南北八ケ岳保護管理運営協[長野県]
#シカ #鹿 #公的機関 #長野県 #狩猟データ
鹿の飛び出し…ハンドル切らず、ブレーキを[兵庫県]
朝来市澤の国道312号で16日、トラックが鹿を避けようとして急ハンドルを切り、道路脇の信号機をなぎ倒す事故があった。南但地域では鹿との衝突事故が日常化、「空から降ってくる」ように宙に飛び出してくる鹿もいるといい、朝来署は「どうしても避けきれない時は無理にハンドルを切らず、鹿...
’14記者リポート:ジビエ料理 害獣を食材に利用 命無駄にせず低カロリーで健康的[石川県]
野生鳥獣による農作物の食害が後を絶たない。被害拡大を受け、県は今年度から、駆除のために捕獲したイノシシやニホンジカなどを食材とする「ジビエ料理」を普及させる取り組みを始めた。生き物の命を無駄にせず、低カロリーの肉で健康志向の消費者の「胃袋」もつかむ狙いだ。一方、魚介類を中心...
バーガー、空揚げも 千歳市でエゾシカ肉まつり[北海道]
千歳市協和のあぷかの森で15日、第1回エゾシカ肉まつりが開かれた。千歳、恵庭をはじめ札幌や苫小牧から家族連れが訪れ、焼き肉やハンバーガー、空揚げなどエゾシカ肉の多彩な食べ方を楽しんだ。 あぷかの森は、恵庭の建設会社「すまい工房北海道」(湯峯和幸社長)が子供たちの農業体験や自...
鹿の活用法、祭りで紹介 伊那市高遠の公園で15・16日[長野県]
食害が深刻化している鹿の活用法を紹介しながら、鹿に関わる人や興味を持つ人の交流を図る「第1回鹿祭り」が15、16日、伊那市高遠町の公園「花色たかとおポレポレの丘」で開かれる。鹿の「鳴き声と足跡以外は全て使う」という「鹿アーティスト」の半對屋雀斎(はんづいやじゃくさい)さん(...
カモシカ防げ、ソバ畑に柵。魚津・ヤギの杜に設置[富山県]
ソバ畑をカモシカの食害から守る防除柵の設置が14日、魚津市小菅沼の「小菅沼ヤギ の杜」で行われ、富山短大生が作業を応援した。延長約180メートルの柵のうち約8割 が仕上がり、ヤギの杜会員や他のボランティアと中山間地域を荒廃から守る労苦を体験し た。...