シカ食害防げ。富大・氷見市研究室が県境調査
全国各地でニホンジカが急増していることを受け、富大理学部・氷見市連携研究室は今 年から、ニホンジカの生息状況の本格調査に取り組む。近隣県でシカによる農作物被害が 増加しており、富大は県内で被害が広がる前に、県境の氷見市を中心に個体数や生育範囲...
長門市横断60キロの鳥獣防止柵[山口県]
鹿やイノシシによる農作物被害を防ごうと、県と長門市は今年度から2年をかけ、同市の山間部と沿岸部を隔てる全長約60キロの鳥獣侵入防止柵を設置する。柵は市の東西をほぼ横断し、県と市町がこれまで県内で整備した防止柵(570キロ)の1割超の長さ。農林水産省と県によると、ここまで広範...
有害鳥獣捕獲 高校生箱わな製作[岐阜県]
全国で野生のシカやイノシシによる食害被害が深刻化する中、岐阜市本荘の県立岐南工業高校機械科の3年生6人がこれらを捕獲する鉄製の箱わな製作に取り組んでいる。今年12月までに3個を目標に製作、完成したわなは県内の山林に設置され、実際に活用される予定だ。(黒木健太朗)...
「信州産シカ肉」販売開始 消費者が履歴確認の全国初認証制度
#鹿 #シカ #ジビエ #公的機関
信州産シカ肉認証マーク完成 「岳」の商品に6月から貼付
県と信州ジビエ研究会が運用する「信州産シカ肉認証制度」で、認証商品に貼付するマークが完成した。県産鹿肉を適正に処理・加工・販売する獣肉処理施設として、現在唯一の認証施設となっている自然育工房「岳」(下諏訪町東町上)が、6月からマークをつけて販売する。 ...
登山道へのシカ侵入防止検討 南ア食害対策協[南ア]
南アルプスにかかわる市町村や国、県などで構成する南アルプス食害対策協議会(会長=白鳥孝・伊那市長)の総会が6日、伊那市役所であり、ニホンジカの新たな侵入防止策の検討を始めるほか、帰化植物の除去に乗り出すことを決めた。 花の山として知られる南アルプス。高山域では1990年代後...
自生のササユリ再生 シカ柵が奏功 青垣いきものふれあいの里[兵庫県]
青垣いきものふれあいの里 (丹波市青垣町山垣、 0795・88・0888) のフィールドでササユリが開花した。 同施設開設前から自生していたが、 シカの食害に遭い、 一時姿を消し、 鳥獣防護柵の設置で再生した。 猛烈な暑さで散った株もあるが、 斜面下部はまだつぼみで、...
シカ捕獲最多53%増の5306頭 農業被害減少
県環境森林部は6日の県議会農林環境常任委員会で、2013年度の県内シカ捕獲数が前年度比53%増の5306頭となり、過去最多となったことを明らかにした。過去最多を更新するのは2年連続。シカは市町などの報奨金支給制度が充実したことで、ハンターの意欲向上につながっているようだ。イ...
「ジビエ」活用へ研究会…ブランド化目指す
谷本知事は6日の県議会一般質問で、イノシシやシカといった野生鳥獣の肉を食材として活用するための研究会を設けることを明らかにした。吉田修議員(県政石川)の質問に答えた。農作物を食べ荒らすなどして農家を悩ませている鳥獣を、逆においしく食べ、県産食材としてPRする狙い。谷本知事は...
南ア仙丈ケ岳馬の背上部に鹿防護柵増設へ
ニホンジカの食害から高山植物を守るため、南アルプス食害対策協議会(会長・白鳥孝伊那市長)は、南ア仙丈ケ岳(標高3033メートル)の馬の背から山頂にかけての登山道沿いに、新たに5カ所の防護柵を設置することを決めた。今月中に具体的な場所を定め、7月の設置を予定している。 ...