半年で目標頭数達成 おり遠隔操作 猿、鹿を捕獲 [三重県]
三重県農業研究所は、遠隔操作で野生獣をおりに捕獲するシステム「まる三重ホカクン」を使い、伊賀市で約半年の間に鹿100頭、猿62頭を捕獲した。この地域での県の年間捕獲目標を達成する頭数だ。研究所の職員が、おりの様子をモニターで監視しながら、餌付けを担当する地元住民らと現地の様...
シカ肉の和製ジビエで町おこし 富士宮市や伊豆市 [静岡県]
富士宮青年会議所(富士宮市)は「ジビエの日」と銘打ち、シカ肉の創作料理を味わう食のイベントを開く。市の獣害対策でシカの捕獲が急増する中、狩猟の盛んな西洋のジビエ料理からヒントを得た企画だ。同じ獣害に悩む伊豆市は自前で食肉加工施設を整備し、伊豆ブランドの「おいしいシカ肉」で町...
何をするの?:県新年度予算案から/7 農作物の鳥獣害対策 [香川県]
◇被害深刻化に対応 農作物への鳥獣害の深刻化に対応するため、県は新年度当初予算案に積極的な捕獲や、捕獲の担い手確保に向けた人材育成をする特定鳥獣等個体群管理推進事業を盛り込んだ。野生鳥獣総合対策事業の一環で、事業費は5860万円。...
捕獲方法に料理法も…獣害対策、農家学ぶ[兵庫県]
イノシシやシカなどによる農業被害を減らそうと、洲本市は1日、同市五色町都志のウェルネスパーク五色で獣害対策セミナーを開いた。農家ら約150人が、効果的な電気柵やわなの設置などを学んだ。捕獲したイノシシの活用方法の一例として丸焼き料理も披露され、参加者らが試食した。(井ノ口麻...
豊中で味わう豊岡ジビエ 就航都市間の交流事業[大阪]
狩猟で捕獲した野生鳥獣肉を食材にした「ジビエ料理」を調理、試食する体験講座が26日、豊中市であった。大阪空港の空路で結ばれた兵庫県豊岡市との交流事業として開催。シカ肉の産地である豊岡市・神鍋高原のおかみが「低カロリーで鉄分、ミネラルも豊富。血流も良くなる」とPRしていた。...
山の幸 ジビエ 幸あれ イノシシ食害 食べて解決[富山県]
県がレシピ紹介、料理講習会 イノシシ肉をふんだんに使ったしし鍋 写真 農作物に被害を及ぼすイノシシ。県はその肉を活用した「ジビエ料理」の普及に力を入れている。一方で、猟師の減少や高齢化の影響で、捕獲したイノシシの獣肉処理が思うように進まない現状もある。さまざまな課題解決の鍵...
イノシシの皮で“革製品” 伊達で「困りもの」有効活用[福島県]
有害獣とされるイノシシの皮で革製品を製作し、新たな特産品として売り出そうという試みが伊達市で進んでいる。東京電力福島第1原発事故の影響で食用にならなくなったイノシシの皮を有効活用し、製品化を模索する。 製品化を模索する同市農林業振興公社などによると、革の弱点でもある摩擦に強...
北ア亜高山帯でもニホンジカ捕獲へ リスク評価レベル1から2に[長野県]
北アルプスのニホンジカ対策を協議する中部山岳国立公園野生鳥獣対策検討会(事務局・環境省松本自然環境事務所)は2日の会合で、シカの生息範囲が広がっているとし、植生への影響などを表すリスク評価を従来のレベル1から2に引き上げることを決めた。2014年に実施した調査や捕獲で生息範...