シカ捕獲最多53%増の5306頭 農業被害減少
県環境森林部は6日の県議会農林環境常任委員会で、2013年度の県内シカ捕獲数が前年度比53%増の5306頭となり、過去最多となったことを明らかにした。過去最多を更新するのは2年連続。シカは市町などの報奨金支給制度が充実したことで、ハンターの意欲向上につながっているようだ。イ...
獣害止める 人材育てる[和歌山県]
県内でイノシシや猿などの鳥獣害被害が広がり、県や農家などが対策に頭を悩ませている。国や県の支援を受け、農地の周囲に侵入を防ぐ防止柵などを設けてきたが、ハンターの高齢化などもあって被害額は増えているという。そうした状況を受け、農家に鳥獣害対策を指導するアドバイザー養成研修会へ...
愛媛・忽那諸島でイノシシの捕獲急増 生息数増え被害も[愛媛県]
松山市は中島など忽那諸島での、イノシシの捕獲数や生息状況調査の結果をまとめた。25年度の捕獲数は483頭で、前年度の2倍強と大幅に増加している。 市農林水産課によると、有害鳥獣捕獲許可に基づくこれまでの中島地区の捕獲数は、23年度140頭(市全域831頭)、24年度225頭...
イノシシ、列車に動じず子育て 日田・天ケ瀬駅[大分県]
日田市のJR久大線天ケ瀬駅の線路脇の山で、イノシシが子育てを始めた。列車の音にも動じず、6日は「ウリ坊」と呼ばれる子供が5匹も生まれていたことが分かった。昨年も同じ場所で子育てをしており、2年続きのおめでただ。 イノシシ一家が暮らし始めたのは、駅の上下線のホームからも見える...
「ジビエ」活用へ研究会…ブランド化目指す
谷本知事は6日の県議会一般質問で、イノシシやシカといった野生鳥獣の肉を食材として活用するための研究会を設けることを明らかにした。吉田修議員(県政石川)の質問に答えた。農作物を食べ荒らすなどして農家を悩ませている鳥獣を、逆においしく食べ、県産食材としてPRする狙い。谷本知事は...
南ア仙丈ケ岳馬の背上部に鹿防護柵増設へ
ニホンジカの食害から高山植物を守るため、南アルプス食害対策協議会(会長・白鳥孝伊那市長)は、南ア仙丈ケ岳(標高3033メートル)の馬の背から山頂にかけての登山道沿いに、新たに5カ所の防護柵を設置することを決めた。今月中に具体的な場所を定め、7月の設置を予定している。 ...
雄のツキノワグマ捕獲相次ぐ 7月末まで要注意[鳥取県]
鳥取県内で5月以降、ツキノワグマの捕獲が相次いでいる。例年6月末までに3~4頭のペースでイノシシ用のわななどにかかるが、ことしは4日現在ですでに7頭を捕獲。県緑豊かな自然課は「繁殖期に入り、ペアを求める雄が行動範囲を広げている」として注意を呼び掛けている。...
電気柵設置に補助金を 砺波市、JAなどと協力[富山県]
砺波市鳥獣被害防止対策協議会の総会は5日、市役所で開かれた。急増するイノシシの 農作物被害対策で、市側は電気柵の予防対策補助金をJAとなみ野などと協力して新設す るため、市議会6月定例会に予算案を計上する方針を示した。詳細を詰めて今年度から補...
鳥取市のクレー射撃場再開へ 銃猟者育成拠点に[鳥取県]
2008年4月から休場している「鳥取クレー射撃場」(鳥取市覚寺)が再開する見通しとなった。鳥取県東部ではシカやイノシシによる農業被害が増える半面、銃猟者が練習や免許更新時の講習に使用できる射撃場がなく、銃猟者の育成や確保が課題となっていた。県東部1市4町の鳥獣被害対策の共有...
アライグマ 福岡市での捕獲7匹に[福岡県]
福岡市は市内5地区で行っていたアライグマの捕獲調査で、5月19日~6月2日の期間中、捕獲が計7匹に上ったと発表した。 市は昨年度、特定外来生物に指定されているアライグマの生息調査を行い、5地区で生息を確認、今回の捕獲調査で箱わな計17個を仕掛けた。捕獲されたのは地区別で南区...