鳥獣食肉処理施設が本格稼働 古座川町 [和歌山県]
和歌山県古座川町月野瀬の町鳥獣食肉処理加工施設が11日、本格稼働を開始した。10日には、捕獲したシカやイノシシの受け入れについてや施設利用などに関する説明会が、近くの南紀月の瀬温泉ぼたん荘であり、県猟友会東牟婁支部古座川分会の会員ら約60人が出席した。町は「ジビエのブランド...
作物守れ!ニホンジカ捕獲へ実施隊18人委託 [宮城県]
ニホンジカによる農作物被害を防ごうと、気仙沼市の鳥獣被害対策実施隊の辞令交付式が4月30日、市役所ワンテン庁舎であった。 隊員18人が出席し、菅原茂市長から辞令が手渡された。隊長に任命された菅原清喜県猟友会気仙沼支部長代行が「市近郊には1000頭以上のニホンジカがいるとされ...
ジビエは正しい調理で 生食は感染のリスクも [愛知県]
野生のシカやイノシシの肉(ジビエ)を提供する料理店が増えている。田畑を荒らす厄介者を駆除した後に、肉を食材として活用するのが目的だが、野生の動物にはウイルスや寄生虫がいるのは十分に知られていない。適切な加熱処理で感染の危険性はなくなるので、もらった肉を家で調理する場合は注意...
エゾシカのふんから… 新種のきのこ発見 廃棄物処理に応用も 千葉県中央博・吹春俊光主任上席研究員 [千葉県]
千葉県立中央博物館(千葉市)の吹春俊光主任上席研究員(56)が、エゾシカのふんから発生する新種のきのこを発見し、学術誌の電子版に公表した。 欧州などでも見つかっていない世界的に珍しいきのこで、その発生源から、将来は廃棄物処理などにもつながる可能性もあるという。6月まで同館で...
里山の獣害に都会の力を…兵庫・篠山にNPO [兵庫県]
シカ、イノシシなどが畑の農作物を食い荒らす「獣害」を防ごうと、兵庫県篠山市に今月、NPO法人が設立される。人口減少で、野生動物と戦う力を失いつつある農村を、都会のマンパワーを使って支援する方法で、専門家から「先進的な取り組み」と、期待の声が上がっている。(中野真一)...
行政・政治 : 中央アルプスで鹿を初捕獲 食害対策検討へ [長野県]
南信森林管理署(伊那市)が昨年度中央アルプスに仕掛けたわなで、鹿1頭が捕獲されていたことが分かった。中アでは2013年度に標高2600メートル付近の高山帯で初めて鹿が確認されるなど、生息域の拡大による食害が懸念されているが、捕獲されたのは初めて。現時点では目立った被害は出て...
シカの群れ一網打尽 移動式囲いわなの捕獲技術開発 [和歌山県]
ニホンジカによる農林業被害を減らすため、和歌山県果樹試験場(有田川町)は、安全で効率的な捕獲技術を開発した。事前調査でシカの多い場所や群れの規模などを把握、移動式囲いわなを使って餌付けして捕獲する。この方法だと初心者でも連続的に複数捕獲できるという。試験場は「銃や犬に頼らな...